
快眠できる家づくりとは?
睡眠の質を高める健康住宅の考え方
「なんだか寝ても疲れが取れない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」
そんなお悩み、もしかすると“家”が原因かもしれません。
人は一生の約3分の1を眠って過ごします。
だからこそ、快眠できる環境を整えることは、健康で快適な暮らしを送るうえでとても大切です。
今回は、家づくりの工夫で睡眠の質を高める方法をご紹介します。
寝具だけではない、断熱性・遮音性・照明・自然素材など、総合的なアプローチが「よく眠れる家」をつくります。
1. 断熱性能が高い家は、ぐっすり眠れる家
冬の冷え込み、夏の寝苦しさ。
これらは、家の断熱性によって大きく左右されます。
高断熱の住宅は、外気の影響を受けにくく、室温が一定に保たれやすいため、睡眠中の不快感を大きく減らしてくれます。
さらに、断熱性が高い家は遮音性能も優れています。
外の騒音が遮られることで、静かで落ち着いた睡眠環境が整い、眠りの質が自然と向上します。
2. セルロースナノファイバー断熱材で、音と熱をWでコントロール
当社でおすすめしているのが、セルロースナノファイバー(CNF)を使った断熱材。
新聞紙を再利用した自然素材で、断熱性と遮音性に非常に優れたエコ素材です。
- 熱を伝えにくく、室温を安定させる
- 外部の音を吸収し、静かな室内を保つ
- 調湿性もあるため、空気環境が快適に
まさに、快眠のための断熱材といえるでしょう。
3. トリプルガラスの窓で、音・熱・光をシャットアウト
家の中で、**最も熱と音が出入りするのが“窓”**です。
そこで注目したいのが「トリプルガラス窓」。
3層のガラスと中間の空気層が、以下のような快眠メリットを実現します:
- 外気温の影響を抑え、室温をキープ
- 外の騒音をしっかりカット
- 気密性が高く、すき間風や音漏れを防ぐ
快眠できる家をつくるなら、窓選びにもこだわりが必要です。
4. 寝室の照明は「光の色と位置」が重要
快適な眠りのためには、照明計画も外せません。
明るい白色照明は脳を活性化させ、眠りを妨げてしまうことがあります。
代わりに、「電球色」のような色温度の低い暖かい光が◎。
また、天井からの強い光よりも、ベッドサイドやテーブルランプなどの間接照明のほうが、リラックスモードに入りやすくなります。
照明を変えるだけで、入眠までのスピードが変わることも。
5. 無垢材の香りがもたらす“自然な安らぎ”
木の香りに包まれた空間で眠るのは、とても心地よいものです。
ヒノキやスギといった無垢材にはリラックス効果のある成分が含まれており、副交感神経を優位にしてくれます。
- 心拍数がゆるやかになる
- 気持ちが落ち着く
- ストレスを軽減し、深い眠りへ
寝室やリビングの床、天井、壁に無垢材を使うことで、五感で感じる快眠環境が整います。

6. 漆喰・珪藻土の壁で空気を整える
見落とされがちですが、室内の空気環境も睡眠の質に大きな影響を与えます。
漆喰や珪藻土といった自然素材の塗り壁は、調湿性に優れており、室内の湿度をコントロール。
乾燥しすぎず、かといってジメジメもせず、呼吸しやすく快適な空気をつくってくれます。
カビやダニの発生も抑えられるため、アレルギー対策としても効果的です。

7. ハニカム構造の断熱ブラインドで、光と温度を自在に調整
ぐっすり眠りたい方に人気なのが「ハニカムブラインド(断熱ブラインド)」。
ハチの巣状の構造が空気層を生み出し、断熱・遮光・遮音の三役をこなす優れものです。
- 朝日で目覚めたい方は開放的に
- 真っ暗で寝たい方はしっかり遮光
- 外気の熱や冷気を遮断し、室温を安定
カーテンよりも高機能で、睡眠環境の向上に直結するアイテムです。

まとめ:家づくりは、快眠づくりでもある
「眠れる家」は、「健康で暮らせる家」と言い換えることもできます。
家づくりを通して、断熱・遮音・自然素材・照明・空気環境など、あらゆる角度から快眠をサポートすることが可能です。
YSHOMEでは、**自然素材と高性能住宅のノウハウを活かした“眠りやすい家づくり”**をご提案しています。
見えない部分にこそ、心と身体にやさしい工夫を詰め込んでいます。
「よく眠れる家に住みたい」と感じたら、ぜひ私たちにご相談ください。
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