
家の顔は「玄関ドア」!断熱性能と素材感にこだわる玄関づくりのポイント
こんにちは、YSHOMEの八木です。
家づくりを考えるとき、屋根や外壁、キッチンやお風呂といった大きな設備に注目しがちですよね。
でも実は、玄関ドアも家の快適性や満足度を大きく左右する重要なポイントなんです。
玄関ドアは――
- 家の断熱性能に直結する「外皮」の一部
- 家族が毎日必ず触れる「質感を感じる場所」
- お客様を迎える「家の顔」
だからこそ、「とりあえずこれでいいか」と選んでしまうと、後で後悔するケースがとても多いんです。
今回は、数多くの住宅を手掛けてきた経験から、後悔しない玄関ドア選びのポイントをお伝えします。
1. 家の断熱性能を左右する「玄関ドア」
家の断熱性能を示す指標に「Ua値(外皮平均熱貫流率)」があります。
玄関ドアは外壁全体からすると面積はわずかですが、性能の低さがダイレクトに室内環境へ影響してしまいます。
特に東向き・西向きの玄関は要注意。
夏は表面温度が60℃以上になり、性能が低いドアだと玄関ホールが蒸し暑くなります。冬は冷気が直接入り込みます。
選ぶ際には、**玄関ドアの断熱性能を示す「Ud値(熱貫流率)」**を必ず確認しましょう。
例として――
- 高性能モデル:YKK AP「イノベストD70」 → Ud値0.7台
- バランス型:LIXIL「グランデル2」 → Ud値0.9〜1.0
- 無垢木製ドア(ユダ木工・ガデリウス) → Ud値0.7〜1.3前後
数値が小さいほど性能は高く、夏も冬も快適に過ごせます。

2. 毎日触れる場所だから「素材感」にこだわる
性能だけでなく、手触りや質感も大事です。
特に無垢の玄関ドアには、次のような魅力があります。
- 木ならではの温かみと重厚感
- 経年変化を楽しめる(家と一緒に育つ感覚)
- 自然素材の空間に調和するデザイン性
確かに塗装やオイル仕上げといったメンテナンスは必要です。
でも、それは「家を育てる時間」として楽しめるポイントでもあります。
3. 東西玄関には「設計の工夫」が必須
どんなに性能の高いドアでも、直射日光や雨風をまともに浴びると劣化が早まり、体感的にも暑さ・寒さを強く感じやすくなります。
そこで効果的なのが、設計の工夫。
- 庇(ひさし)をしっかり出す
- 袖壁や格子で日射をやわらげる
- ポーチを深くして雨風を防ぐ
これにより、ドアを守るだけでなく外観デザインも美しくまとまります。

4. 便利さをプラスする「後付けスマートロック」
最近は後付けできるスマートロックも普及しています。
- Qrio Lock:スマホ・Apple Watch対応
- SESAME:音声アシスタントや合鍵シェアが簡単
- SwitchBotロックPro:オートロック機能が安心
鍵の開け閉めが格段に楽になり、持ち歩きのストレスも解消。
玄関ドアの利便性を大きく高めてくれます。
まとめ:後悔しない玄関ドア選びの4つの視点
- 性能面:Ud値を確認して、断熱性を重視
- 素材感:毎日触れるからこそ、質感の良い素材を選ぶ
- 設計面:庇や袖壁でドアを守り、快適性をプラス
- 利便性:スマートロックで暮らしをより快適に
玄関ドアは面積こそ小さいですが、暮らしの快適さや家の印象を大きく左右する重要な部材です。
家づくりをお考えの方は、ぜひ「玄関ドア」にもこだわってみてください。
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