
家づくりで大切なのは“建てた後”のコスト?「ライフサイクルコスト」を知ろう
こんにちは、YSHOMEの八木です。
今回は、新築戸建てをお考えの皆さまにぜひ知っていただきたい「ライフサイクルコスト」についてお話しします。
家づくりというと、まず思い浮かべるのは「建設費用(イニシャルコスト)」ですよね。でも、家は建てて終わりではありません。実は、建てた後の光熱費や修繕費、固定資産税、さらには将来的な解体費用などを含めた「ライフサイクルコスト」こそ、長く安心して暮らすために考えておくべき大切なポイントなのです。
ライフサイクルコストとは?
ライフサイクルコストとは、住宅の建設から解体までにかかるすべての費用のこと。例えば、以下のような費用が含まれます。
- 電気・ガスなどの光熱費
- 外壁や屋根のメンテナンス、修繕費用
- 火災保険や地震保険
- 固定資産税
- 最終的な解体費用 など
特に木造の新築戸建てを検討されている方にとって、**「建てた後にどれだけのコストがかかるのか」**を把握しておくことは、とても重要です。
実際にどのくらいかかる?
例えば、30坪・ZEH仕様の木造住宅を3,000万円で建てたとします。この場合、50年間の光熱費や保険料、修繕費などを含めたライフサイクルコストは3,500万円~4,000万円ほどになると想定されます。
つまり、住宅にかかるトータルコストの割合は、
建設費:40%
建てた後の費用:60%
このように、初期費用以上に“住んでからのコスト”が大きなウェイトを占めるのです。
コストを抑えつつ、快適で健康な暮らしを
では、どこにお金をかけるべきなのか?
次回は、健康に暮らせる家とはどんな家か、豊かに過ごすための費用配分とは? といった視点でお話ししていきたいと思います。
YSHOMEでは、高断熱・高気密の住宅やZEH住宅のご提案を通じて、住んでからのランニングコストを抑える家づくりに力を入れています。
今後も、家づくりを考えるうえで役立つ情報をお届けしていきますので、ぜひチェックしてくださいね。
それでは、また次回!
