
その揺れのあとに後悔しないために。
家族を守る“地震に強い家”という選択
こんにちは。YSHOMEです。
先日、ロシア・カムチャツカ沖で大きな地震が発生し、日本でも一時「津波の可能性あり」との速報が届きました。幸い大きな被害はありませんでしたが、スマホに緊急通知が届いた瞬間、身構えた方も多かったのではないでしょうか。
こうしたニュースを見るたびに、私たちは「命を守る家づくり」の大切さを改めて感じます。
日本に住む以上、地震とは切り離せない生活。だからこそ、“いま”からできる備えが大切です。
瀬戸内も例外ではない。
「穏やかな地域だから安心」は思い込みかも?
瀬戸内エリアは、台風や津波の被害が少ないと思われがちです。しかし、実際には南海トラフ地震によって、今治や赤穂などで1~2m規模の津波浸水が発生した記録もあります。
「うちは大丈夫」と思うのではなく、
「起こりうるリスクに備えること」こそが、家族を守る本当の安心につながります。
新築でできる“命を守る家づくり”
新しく家を建てるなら、最初から「地震に強い構造」を計画することが何よりも効果的です。
■ 耐震等級3の構造設計
病院や消防署と同じ基準の構造強度で、大きな地震にも耐える設計です。
■ 地盤調査と基礎の最適化
土地の状態に応じて、ベタ基礎や深基礎を選定し、建物をしっかり支えます。
■ 地震に強い間取りと形
シンプルな形状の建物は、揺れの力を分散しやすく、安定性が高まります。
大開口・吹き抜けを取り入れる場合も、構造計算に基づいた設計で対応可能です。
■ 屋根材に合ったバランス設計
軽いガルバリウム鋼板は耐震に有利。
重い瓦屋根の場合も、柱や梁・耐力壁のバランスを調整することで、安心して採用できます。
■ 停電・断水に備える暮らしの工夫
太陽光+蓄電池、ポータブルトイレや備蓄収納のある間取りなど、「暮らしを止めない設計」も大切な備えです。
今お住まいの家でも、できることがあります
「うちは古いから…」と諦める必要はありません。
今の家でも、防災のための工夫はたくさん可能です。
特に以下のようなお住まいの方は、一度点検されることをおすすめします。
- 昭和56年(1981年)以前に建てられた
- 一度も耐震補強や点検をしていない
- 瓦屋根で、壁が少ない造り
こういった住宅は、補強や工夫次第で安全性を大きく向上させることが可能です。
リフォームでもできる!地震への備え
■ 壁を補強する
既存の壁に補強材を入れたり、新たに壁を設置することで、揺れに強い構造に。
■ 屋根と構造のバランス調整
重い屋根材にも対応した補強で、安全性を確保します。
■ 家具の転倒防止
L字金具や突っ張り棒で固定。寝室や子ども部屋には、大きな家具をできるだけ置かない工夫も◎。
■ 出口をふさがないレイアウト
揺れたあとに安全に避難できるよう、出入口周辺のレイアウトも要チェックです。
■ 備蓄品の見直し
水・非常食・携帯トイレなどを、すぐ取り出せる場所に準備しておくと安心です。
※市町村によっては、耐震補強に助成金が出る場合もあります。ぜひお住まいの地域の制度を確認してみてください。

地震は待ってくれません
「うちの地域は大丈夫だと思っていた」
「まさか、こんなに早く揺れるとは…」
これらは、過去の被災地で実際に聞かれた言葉です。
地震は避けられませんが、「どう備えるか」は私たち自身が選ぶことができます。
私たち工務店の役割は、「安心して暮らせる家」をつくることはもちろん、
**「もしものとき、大切な命を守れる家」**を、お客様と一緒に考え、形にしていくことだと考えています。
まとめ|今できる備えを、今こそ考えて
地震は突然やってきます。
その時に後悔しないためにも、今できる準備を、ぜひ前向きに検討してみてください。
「うちは大丈夫かな?」と気になった方は、お気軽にご相談ください。
プロの目線から、最適な対策や補強のご提案をいたします。
備えあれば憂いなし。
住まいを通して、家族と地域の安心につながるお手伝いができれば嬉しいです。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
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