社長ブログ|断熱リフォーム

今回は、わが家の床下断熱リフォームの内容をまとめてみました🙇

わが家がある明石市の1月・2月の最低気温は1.0℃~2.0℃です。
平均気温でも5℃程度と、末端冷え性な私には、とても辛いシーズン💦
わが家は築40年の中古住宅。
1階にリビングがありますが、床のフローリングが冷たすぎるためジョイントマットを置いています。

リビングでは、エアコンとコタツで凌げていますが、廊下に出ると鬼のように寒い💦
毎年、冬になると「生活環境を改善したい!」という願望を抱いていましたが、ついに一大決心して、今年の冬を迎える前に床下断熱リフォームをする事にしました~👏

さて!まずは、わが家の床下既存断熱について、丸裸にしたいと思います。

リビングに使用されていたのはグラスウール断熱材。
表面が黒くカビてて厚みなどはようわからん状態になっていました💦
恐らく壁と同じグラスウール50㎜だと思います。
床下換気口はあるのですが通気があまりよろしく無く湿気がこもってしまって、カビてしまったのだと思われます。

続いて、床下既存断熱の廊下と洗面についての写真ですが・・・

なんと!床下断熱がありまへんやんっっ😱
そら~~鬼寒いわけだな💦

赤外線カメラで廊下の床温度を測定、測定日は2022年2月外気温の平均気温5.6℃、最低気温1.7℃、測定結果は1.2℃!!でした。
暖房している居室以外の廊下・洗面・トイレなどは、家の中でも外部と同じ温度です😵涙涙

上記を踏まえて、断熱改修をする事にしたというわけです✨

断熱材は吹付硬質ウレタンフォーム‼
日本アクア製のアクアフォームLITE  厚み85㎜ 熱伝導率=0.038W/(m・K) 高性能グラスウール16Kと同等です♪
断熱性能は素材の性能(熱伝導率)と厚みできまるので、既存の断熱材と比べるとかなり良くなると思われます😊
今回、吹付硬質ウレタンフォームを採用した理由は、床下点検口1ヶ所から床下に潜り込み、断熱材を隙間なく施工できるからです🌟

わが家は築40年の古い建物です🏠
床下の納まりも気流止めが出来ていません。
気流止めが出来ていないと、通気口から入った湿った外気や冬場の冷気などが壁の中を通って屋根裏まで流れて行ってしまいます。
そうなると、室内の温度差が大きくなり、壁内結露を起こしたり暖冷房の効きが悪かったりするので、気流止めをする事はとても大切な事なのです⭐

実際の施工について、2t車が停められるスペースが必要になります。
玄関から床下に潜る点検口までビニールで養生をしてくれるので、作業後も室内は汚れる事はありません。
作業時間については、既存の断熱グラスウールなどを事前に撤去しておく必要がありますが、硬質ウレタンフォームの施工時間としては、室内の導線の養生をして、リビング・廊下・洗面・トイレの床下部分の約38㎡吹き付けて、3時間程度で終わりました。

施工前・施工後の写真です。
廊下と洗面室の床下になります。既存の床は無断熱でしたが、施工後は硬質ウレタンフォームがびっしり施工されています、冬になってどれくらい温度差が出るか楽しみです!(^^)!

床と外壁との気流止めが出来ていなかった部分です。
隙間が完全に塞がっています👀
吹付したままになっているので見た目はちょっと悪いですが、表面の硬い部分のスキン層があったほうが断熱の劣化がしにくいとされているのでそのままにしておきます。

階段の下の壁の部分も硬質ウレタンフォームを施工しました、写真に写っている青色のピンは施工後の厚みをチェックする為のピンで、ピンが根元まで入っている事で、85㎜の厚みを施工した事がわかるようになっています。

まとめ

出典|性能向上リノベの会『断熱×耐震で価値あるリノベーションを』より

既存戸建住宅の断熱改修を検討する優先順位として、熱が入ってきたり、外に逃げて行ったりする熱の伝わりやすい順番で改修するのがセオリーだと考えます、断熱改修として一番目に検討するのが窓です。
窓の次にオススメなのは、今回我が家が行った『床下断熱改修』。
我が家の様に築年数が古くて、気流止めなどされていない木造住宅には特におすすめです。

今回の床下断熱リフォームの結果をまだ数値で発表出来ませんが、今年の冬に赤外線カメラで測定したり、光熱費がどうなったかなどを今後ブログで報告したいと思います。
今年の冬が来るのがとっても楽しみです♪

最後まで読んでいただきありがとうございます🙇