高性能住宅だからできる!花粉症対策

皆さん、こんにちは。
姫路で高性能住宅をつくっているYSHOMEの八木信次です!

2024年も始まり、もう3月中旬に入っていますね。寒さも和らぎ、過ごしやすい季節になってきましたが、花粉症の方にとってはつらい時期でもあります。私も花粉症で、この季節は少し辛いです。

そこで今日は、家づくりでできる花粉症対策について詳しくお話ししたいと思います。

家の気密性能が高いほど、外気や花粉が室内に入りにくくなります。気密性能はC値で表され、数値が低いほど気密性が高くなります。
家づくりにおいて、理想的な数値の目安は1.0以下と言われています。
工務店に依頼する際には、気密性能を確認しておくと良いでしょう。

次に、給気口のフィルターについてです。花粉やPM2.5対策のフィルターを装備した給気口を選ぶことが重要です。
YSHOMEで使用している換気システムのひとつであるMAHBEXのsumikaは、屋外に給気口があり、フィルター清掃も屋外で行えるので、室内の空気を汚染する心配がありません。

MAHBEX|給気についての仕組みはこちら 👇

https://www.mahbex.com/wp/wp-content/themes/wp-templ/assets/img/sumika/video10.mp4#t=0.1

家の外部に高性能フィルターを設置することで外気の汚れは室内に入れない!

花粉は99.8%、2.5µmの粒子は95%以上除去され、外から取り入れる空気は、きれいに浄化されてから室内に入ります。

また、室内の床面に吸気口が設置されているので、床面にたまりがちな花粉やハウスダストを吸い取り、床面にたまりがちな臭いについても、床面の吸気口から吸い取られる仕組みになっているのです💡

また、洗濯物は外干しではなく室内干しにすると、加湿効果があります。
高気密高断熱の家は、住宅内が乾燥しがちになります。洗濯物を部屋干しすることにより加湿効果があり、一石二鳥です♪

さらに、杉の木を使った家づくりをすることで、日本中に舞う花粉を減らす努力もできます。

戦後の住宅不足の時期に成長の早いスギが全国に大量に植えられました。
その後、価格競争もあり、海外からの安い材料が入ることで、日本の林業が衰退。多くの杉が残ってしまい、日本中に花粉を撒き散らしているのです。
そこで国産材の杉を使った家づくりをすることにより、花粉を減らす努力をすることも地道な努力ですがいいことだと思います。

そこで「杉を使うと花粉症がより辛くなるんじゃないの~?」という声が聞こえてきそうですが…
結論、杉の家でも花粉症は大丈夫です!
家の建材として使われる杉の木自体から直接花粉が発生するわけではなく、空気中に浮遊する花粉に対するアレルギーがあるため、問題ありません。

また、床の仕上げ材にカーペットやラグなどを使用すること。
意外と知られていませんが、カーペットやラグは花粉を舞い上がらせない吸着効果があるんです。

外出先から帰宅した際には、衣類の花粉を気をつけて取り扱い、空気清浄機を活用することも有効です。ペーパーフィルターが搭載された空気清浄機を使うことで、室内の空気をきれいに保つことができます。

家づくりにおいて、これらの対策を取ることで、花粉症の症状を軽減することができます。
皆さんもぜひ参考にしてみてください。それでは、また~~~✋

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