土地が見つからない…そんなときは「中古住宅+リノベーション」という選択肢を

こんにちは、YSHOMEの八木です。

先日、家づくりをご相談いただいた30代ご夫婦とのお話がとても印象的でした。

「子どもが通う小学校の学区内で家を建てたいんですが、土地が全然出てこなくて…。今は2LDKの賃貸で、収納も足りず、正直もう限界です。」

このようなお悩み、実は多くのご家庭に共通しています。

特に学区を優先して土地探しをされるご家族にとっては、希望のエリアに空き土地が出ない、出ても価格が高すぎるといった問題に直面されることが多いのです。

でも、こんなときにこそ、選択肢を「新築一択」に絞らず、中古住宅+リノベーションという視点を持つことで、理想の暮らしがぐっと近づくかもしれません。


小学校区にこだわると土地は見つかりにくい

特定の学区に限定して土地を探す場合、どうしても選択肢は少なくなりがちです。
特に人気エリアでは、すぐに買い手が決まってしまい、なかなか理想の土地に出会えないのが現実。

その間も賃貸の住宅では、部屋数や収納の不足に悩まされ、「今すぐにでもマイホームを」と思われる方も多いでしょう。


空き家という可能性に目を向けてみましょう

最新の統計(2023年)によると、日本の戸建住宅のうち10軒に1軒以上が空き家だといわれています。

学区を変えたくないという気持ちがあるなら、空き家や中古住宅に目を向けてみるのも一つの方法です。

例えば、「築20年以内の中古住宅」をリノベーションすることで、新築同様の快適な住まいを実現することができます。


2000年以降の住宅は耐震性能が高い

中古住宅というと「古くて不安」というイメージを持たれるかもしれません。
でも、2000年(平成12年)以降に建てられた住宅は、建築基準法の改正により耐震性能が大きく向上しています。

もちろん、建物の状態によってはインスペクション(住宅診断)を行い、安心して住めるかをきちんとチェックすることが大切です。

YSHOMEでは、専門家と連携し、中古住宅購入前の診断サポートも承っています。


木造住宅の資産価値とリノベーションの可能性

木造住宅の評価は、税務上「築22年」でほぼゼロとされることが多いですが、構造がしっかりしていれば、リノベーションで“住まいとしての価値”を再生することが可能です。

  • 間取り変更で暮らしにフィットした空間へ
  • 最新設備で快適さアップ
  • 外観や内装も一新できる

中古住宅とは思えないほどの完成度に仕上げることも珍しくありません。


リノベーションでも住宅ローンが使えます

意外と知られていませんが、「中古住宅+リノベーション」でも住宅ローンを活用できます。

【リフォームローンとの違い】

項目住宅ローンリフォームローン
金利低金利(新築と同等)やや高め
担保建物に抵当権を設定できる原則無担保
借入可能額高め限度がある場合あり

また、物件購入からリノベ完了までの間、現在の家賃とローンの「二重払い」が発生するケースもありますが、「つなぎ融資」などを使って無理なく進める方法もあります。
YSHOMEでは、資金計画から丁寧にサポートしていますのでご安心ください。


まとめ|「新築一択」にこだわらない家づくりを

「新築しか考えていなかったけれど、中古住宅+リノベーションという方法もあるんですね」
ご相談いただいたご夫婦も、今ではエリア・予算・暮らし方に合った住まいの選択肢として、前向きにリノベーションをご検討中です。

限られたエリアでの土地探しにお悩みの方、ぜひ一度、中古住宅+リノベーションという選択肢を視野に入れてみてください。

YSHOMEでは、姫路市を中心にエリア限定の物件探し・中古住宅の診断・リノベーション提案・住宅ローンのご相談まで、家づくりのすべてをサポートしています。

お気軽にご相談くださいね!