シロアリ対策

皆さん、こんにちは!
姫路で高性能住宅をつくっているYSHOMEの八木信次です。

突然ですが、「シロアリの被害を受けるとどうなるのか」皆さんご存じですか?

シロアリの被害を受けた家屋は地震や台風によって倒壊するリスクが高くなる危険があるほど木造住宅にとって耐久性を考える上で大事なお話なのです。

シロアリはマイホームのウィルスの様なもの。

シロアリの被害は、人間で例えると感染症の予防の為にワクチンを接種しても 感染する事があるように、予防していても被害にあう可能性があり完全な対策はありません。しかし、少しでもシロアリの被害に合いにくくなるように最善の予防策を立てるのがベターです。
そこで、本日は『 新築時の建築で出来る予防策や既存住宅での点検方法』についてご紹介したいと思います。

目次

シロアリの種類

日本には、20種類ほどのシロアリがいるといわれています。

特に数が多くて住まいに被害を与える代表的な種類としては「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」と「アメリカカンザイシロアリ」の3種類になります。

ヤマトシロアリとイエシロアリは土壌にいるシロアリです。
ヤマトシロアリは日本各地の湿った土中に生息し、地面付近の木材を食害したりします。
イエシロアリは関東以西の温暖な地域に生息しています。

アメリカカンザイシロアリは、近年日本で見かけられた外来種のシロアリです。

シロアリの特徴は温度(暖かい所)、湿度(雨漏れして湿った木材・腐朽した木材)を好みます。

ヤマトシロアリは雨漏りを追っかけるよう土壌から侵入してきます。

イエシロアリは、水分を運びながら木材を湿らせて侵入してくる凶暴なシロアリです。

アメリカカンザイシロアリは土壌に生息しているのではなく、輸入家具や建材など乾燥した木材に潜んでいます。 また、羽アリとして隣の家から飛んできて侵入する場合があります。乾燥材を食べるので被害箇所は 屋根裏、小屋裏にも及ぶことがあり発見が遅くなることがあるので非常に厄介なシロアリです。

シロアリ予防方法

新築時に出来る事としては、建築基準法でも定められているように、地面から1メートル以内の部分に有効な防腐措置をすることとされています。

防蟻処理剤としては、様々な種類がありますが、『ホウ酸』が安全で持続性もあり有効な処理剤で世界では一般的に使用されています。
ホウ酸は無機鉱物になり分解されないので半永久的に持続します。弱点としては水に溶けてしまうことなので、 雨対策や結露対策が大前提となります。
木部を濡らさない・漏水させない、また施工時の濡らさない工夫も必要になります。

『ホウ酸』は安全なの?

防蟻剤は人間にとっても有害なイメージがありますが、『ホウ酸』は実は目薬や野菜にも入っているので人間の体への悪影響は少なく、びっくりするほど大量に摂取しなければ何の害もありません。

その他の建築で出来る工夫

その他で工夫できることとしては

  • 床下・天井裏の点検口を設けて維持管理が出来る様にする 基礎の各種配管類などの貫通部分には防蟻処理をすること
  • 建物廻りの犬走コンクリートの下はシロアリの 温床の場になるので犬走コンクリートは廃止するか建物から分離すること

シロアリは1.5ミリの隙間があれば移動する事ができます。基礎外周の化粧モルタルの間からも侵入する事があるので、化粧モルタルを廃止する事も有効です。

また以下の事にも注意しましょう。

  • 建物際に物置などを置かないこと
  • シロアリの侵入経路をどこかで必ず露出させること

侵入の阻止ではなく、点検しやすくし、侵入されてもすぐに見つけられる構造にすることもシロアリ対策の一つになります。

シロアリの点検方法

建築を建てる時に予防していても建てた後の輸入家具やアンティーク家具などの調度品に付いて侵入してくる可能性があるので、日常的に注意が必要になります。

日々の点検方法としては、シロアリの糞粒やシロアリが 運んできた土がないかを確認します。
確認する場所とは、玄関・窓枠・押入などを確認。
次に建物外周の基礎部分に蟻道がないかを確認します。

また、基礎下や小屋裏などは2・3年に一回確認する事をおすすめします。 専門家に確認してもらいたい場合は、信頼できる家守り工務店などに問合せしてみましょう。

シロアリの確認方法

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まとめ

シロアリは日光や明るい所が苦手で人の目が行き届かない場所に生息していいる恥ずかしがり屋さんです(笑)
また、寒いと 活動が落ちますが、暖かい家は好まれます。
春先からは羽アリが群飛して新しい巣を求めて活動します。 シロアリの被害を防ぐためには、適切な予防措置と定期的な点検が必要になります。

ご自分の家に愛着を持って、負担に思わずに点検出来るよう、ご家庭でお話されてみてはいかがでしょうか。


それでは、また次のブログでお会いしましょう~~~✋


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