地震対策と建物の耐震性:液状化リスクを考える
皆さん、こんにちは。
姫路で高性能住宅をつくっているYSHOMEの八木信次です!
本日4/1で能登半島地震から3カ月が経過しましたが、被災された方々のことを思うと、心が痛みます。地震や液状化の被害を受けた方々には、心からお見舞い申し上げます。
私たちは、このような災害を未然に防ぐために、地盤の液状化や建物の耐震性について真剣に考え、対策を講じる必要があります。
今回は、地震大国日本において、危険回避するために知っておきたい建物の耐震性についてお話します。
耐震性能を上げても、その建物が建てられている地盤がそもそも弱かったり、地盤が柔らかく支持力が不十分であったりすると、地盤沈下や地盤液状化が起き、建物が傾いたり、建物の構造的な損傷に直結します。
また、地盤の液状化は特定の条件で何度も発生する可能性があります。
地盤の液状化を回避するためには、ハザードマップを使用して液状化リスクがある地域を確認することが大切です。
ハザードマップの他にも、国土交通省の国土地理院地図を見ると、年代別の写真として1936年頃から何年間に渡って土地の生い立ちがわかったり、土地の成り立ちとして自然地形や人口地形がわかったりします。
この各年代の航空写真で、旧河川だったり、池があったり、水分がある場合は、現場が埋め立てていたとしても、地下何メートルか下では砂地であったり、地下水が流れている可能性もあり、液状化のリスクがあります。土地を買う前には、このような場所は注意しながら検討されるとよいでしょう🎵
液状化の対策はとても難しいので、できればリスクのあるところは避けることが大切です。
しかし、どうしてもその土地が気に入った場合は、地盤補強をすることになります。
液状下層の下にあるしっかりした地盤から杭で補強するなどの対策が必要となるため、費用が発生することを見込んでおいたほうがいいでしょう。
本日は地盤の液状化の調べ方についてでした。
気になる土地を見つけたら、ぜひ一度、ハザードマップや地理院地図を確認してみてください☺
それではまた、次のブログでお会いしましょう~✋
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