24時間換気について  -その1-

みなさま、こんにちは~~!
姫路で高性能住宅をつくっているYSHOMEの八木信次です。

突然ですが、人間が一日に吸い込む空気量ってどんなくらいなのかわかりますか?
実は、活動量にもよるのですが、11㎥もあるんです💡

そんなに身体に空気を取り入れるんでしたら、キレイな状態がいいですよね!
そこで、本日は『室内の空気質に関係する換気についてのいお話をしたいと思います。

目次

24時間換気の義務化の経緯

2003年4月に義務化になった経緯として、住宅内でのシックハウス症候群の対策で始まりました。
24時間換気が義務化になる前は建物の気密化とコンクリート住宅の普及が進み、室内の空気質が低下しやすく、特に化学物質の蓄積やカビの成長が促進されるなどから、アレルギー性疾患や2000年までは小児喘息が増加した経緯があります。

シックハウス症候群とは

化学物質による空気汚染がおこることや、湿度が高いと細菌・カビ・ダニが繁殖しやすくなります、それ以外に家庭では石油ストーブやガスストーブからの一酸化炭素・二酸化炭素・窒素酸化物などの汚染物質が放出されます。
たばこの煙にも有害な化学物質が含まれています。シックハウス症候群は、それらが原因で起こる症状です。
人により影響は個人差が大きく、まったく影響を受けない人もいれば、敏感に反応してしまう人もいます。

健康に与える影響は

悪い空気質が健康に与える影響は多岐にわたります。室内環境の汚染が原因で主な健康被害は
建物の使用者が頭痛、目の刺激、喉の痛み、疲労感、皮膚の刺激、喘息の悪化、化学物質過敏症などの症状起します。
二酸化炭素の濃度が高いと、頭痛や疲労感を感じることが多くなります。
CO2濃度が1000ppmを超える環境では、明確に集中力や思考能力の低下が報告されています。
シックハウス症候群は対象となる建物・部屋や問題のある環境から離れることで改善されますが、症状が完全に解消するまでには時間がかかることがあります。

シックハウス症候群の対策として

建築基準法の改正により住宅の居室では、0.5回/h以上の換気量を基準として、24時間換気の設置が義務付けられました。
室内空気質を悪化させる化学物質の放散を抑えるための建材を使用するよう規定されています、
JIS・JASにてホルムアルデヒドの放散速度量によるFスターの等級分けが義務化されました。
建材のF☆☆☆☆(Fフォースター)が最も放散量が少ない材料を指します。
このように、対策としては、建築する当初から計画する必要があります。

本日は、24時間換気の経緯から法規制までをまとめてみました、次回は具体的な対策などについて紹介したいと思います。
それでは、次のブログでお会いしましょう~~✋

YSHOMEの空気質へのこだわりについては下記のページから詳しくご覧いただけます👀

https://yshomehimeji.jp/concept/comfortable_healty.html


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