家づくりと保険の安心ガイド|火災保険・地震保険・建設中の補償まで解説

こんにちは!YSHOMEの八木です。

家づくりの打合せをしていると、お客様からよくこんな質問をいただきます。
「火災保険や地震保険って、どこまで補償されるんですか?」
「建築中のトラブルは誰が守ってくれるんですか?」

保険は専門用語も多く、なかなか分かりづらいですよね。
でも、知っておくことで“もしも”の時に安心感が大きく変わります。

今日は 「家づくりと保険の基本」 を分かりやすく整理しました。


火災保険は“住まいの総合補償”

「火災保険=火事だけ」と思われがちですが、実は住まいのトラブル全般を守ってくれる保険です。

🔹火災保険で補償される主なケース

  • 台風や突風で屋根瓦が飛んだ(風災)
  • 大雨で床上浸水した(水災)
  • 雷で家電が壊れた(落雷)
  • 給排水トラブルで部屋が水浸し(水濡れ)
  • 泥棒に入られて窓ガラスが割れた(盗難)
  • 車が突っ込んできて外壁が破損(飛来・衝突)

つまり火災保険は「火事専用」ではなく、自然災害から日常の思いがけない事故まで幅広くカバーしてくれるんです。

🔹建物と家財を分けて補償できる

  • 建物のみ → 修理費用は対象、家具や家電は対象外
  • 建物+家財 → 修理+家具・家電の買い替え費用も補償

生活再建を考えると、家財補償をつけるかどうかが大切なポイントです。

🔹契約期間は最長5年

制度改正により、火災保険は最長5年契約。
5年ごとに更新するため、その時のライフスタイルに合った補償を見直せるメリットもあります。


地震保険は“国の仕組み”で安心を支える

地震保険は火災保険とセットでしか加入できません。
日本で暮らす以上、欠かせない備えです。

  • 補償額は火災保険の30〜50%
  • 「全壊・半壊・一部損」に応じて支払われる
  • 地震・噴火・津波による被害も対象

耐震等級で割引がある

  • 等級1:10%割引
  • 等級2:30%割引
  • 等級3:50%割引(最大)
  • 免震建築物:50%割引

YSHOMEでは耐震等級3を推奨しています。
「安心」だけでなく「保険料が安くなる」というメリットもあるんです。


建設中の補償はどうなる?

実は、火災保険や地震保険は引渡し後からスタートします。

では工事中に火事や台風があったら?
👉 YSHOMEが加入している「建設工事保険」で補償されます。

  • 工事中の火災・落雷・台風被害など → 工務店の保険でカバー
  • ただし「地震・噴火・津波」は対象外(特約でカバーできる場合あり)

水災補償のポイント

近年増えている浸水や土砂災害。火災保険のオプション「水災補償」で守ることができます。

🔹対象となる災害

  • 洪水(川の氾濫)
  • 内水氾濫(下水の逆流など)
  • 高潮(台風による海水被害)
  • 土砂崩れ・土石流

🔹補償の基準

  • 床上浸水 → 30cmでも対象
  • 床下浸水 → 地盤から45cm以上で対象
  • 損害額が建物や家財の30%以上 → 水位が低くても対象

水災補償は地域によって必要度が変わります。
ハザードマップを確認し、リスクが高い場合は加入をおすすめします。


まとめ

  • 火災保険は「住まいの総合補償」。火事以外にも幅広く対応。
  • 地震保険は火災保険とセット。耐震等級で保険料割引あり。
  • 建設中は工務店の建設工事保険でカバー。
  • 水災補償はハザードマップを見て必要か判断。

さいごに

保険は難しいイメージがありますが、
「どんなリスクを」「どのタイミングで」補償してくれるのかを知るだけで、安心して家づくりを進められます。


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